佐賀県では2年間で二度の大きな水害被害が発生しました。
そのようななかで、これまで災害復興支援に多くの県内外の支援団体にご支援いただきました。
令和3年8月の豪雨災害対応では、新型コロナ禍のなかで県外の災害支援団体のありがたさを感じることと同時に、県内の災害対応や防災・減災のための人材育成と地域そのもののしなやかで強靭な地域づくりでの地域力向上の必要性を強く感じました。
日本全国で毎年のように同時多発的に起こる災害に加えて感染症拡大等により、これまでのように県外の技術系団体からの力を借りることが難しくなっています。
そのような情勢に対応するために、県内の行政・社協・CSO等の県内民間団体のつながりを強め、災害支援の専門家と連携して、災害支援のエキスパートや地域の自主防災組織やCSOの育成と地域住民をはじめ、県内外の方々の防災、減災意識を高めることを目的に災害関係の研修やネットワークづくりを年間を通しておこなっていきます。