

被災地に、企業の力を。4者でつくる未来の防災減災シンポジウム
気候変動の影響により、九州では豪雨などの自然災害が頻発し、佐賀県・福岡県では多重被災が常態化しています。令和7年8月大雨災害でも、県内各地で大きな被害が生じ、支援の「届き方」に多くの課題が見えてきました。 被災地で、本当に支援を必要としている人に確実に支援を届けるためには、行政・社会福祉協議会・NPOに加え、企業が持つ人材・資金・専門性をいかした「4者連携」の仕組みづくりが欠かせません。
本シンポジウムでは、まず第1部で「令和7年8月大雨災害 支援活動報告・検証会」として、福岡県内の行政・社協・中間支援団体などの視点から被災状況や支援の実態を共有し、今後の連携強化と受援体制づくりに向けた課題とヒントを探ります。
続く第2部では、休眠預金を活用した支援事業に取り組む実行団体として、一般社団法人アースプロジェクト福岡と株式会社J WORKS CAREERが、学生・地域・企業・自治体が協働する防災・減災の実践事例を紹介します。登壇者との対話や参加者同士の交流を通じて、「企業×NPO×行政×社協」でつくる、災害に強い地域の未来像を考えます。 防災・減災や災害支援に関心のある企業やNPOの皆さま、地域との連携を模索している行政・社協のご担当者、市民の皆さまも、ぜひご参加ください。ともに学び、つながり、そして次の一歩を考える一日となることを願っています。
■ 開催概要
■ プログラム内容
第1部 令和7年8月大雨災害 支援活動報告・検証会
― 被災地の経験を県域で共有し、次の災害に備える ―
令和7年8月に発生した大雨により、福岡県内の複数の市町村で甚大な被害が生じました。
この災害では、初動対応や支援調整の場面で多くの課題も明らかになりました。
本報告・検証会では、県内の行政、社会福祉協議会、中間支援団体など、それぞれの立場から被災状況や支援活動を振り返り、今後の連携強化と「受援体制」構築に向けた実践的な検証と提言を行います。
- 災害支援ふくおか広域ネットワーク(Fネット)
第2部 【事例紹介】 企業を担い手に加えた4者連災害支援体制構築事業
一般社団法人 アースプロジェクト福岡
学生や地域の方々と協働し、被災地支援や災害ボランティア育成に取り組む団体です。
平時からの関係づくりを大切にしながら、地域の「備え」と「支え合い」を強化する実践について紹介します。
株式会社 J WORKS CAREER
災害時の情報収集や初動対応に役立つドローン運用の仕組みづくりを進める企業です。
自治体や地域団体と連携し、現場で活用できる運用モデルの構築や人材育成・研修を通じて、地域の防災力向上を目指す取り組みを紹介します。
■ 申込方法
下記フォームよりお申し込みください。
オンライン参加の方には、後日、接続方法等のご案内をお送りします。
共催:災害支援ふくおか広域ネットワーク(Fネット)、一般社団法人 佐賀災害支援プラットフォーム(SPF)
